自宅の中庭に、芝生を植えた時の記録を紹介しています。中庭の広さは約6㎡、床土作りから芝張りまで、延べ4日間で芝張りを終了しました。ほとんど小石を取り除く作業に時間を費やし、芝張り作業は半日ほどで出来ました。
1日目、2日目は小石を取り除く作業に時間を費やす。
ゴールデンウィークの休みを使って中庭の芝張りをスタートしました。まずは、芝生を植える場所に、芝生の床土を作るための下準備をします。
我が家の庭は、外構工事の時に業者に頼んで山砂を15cmほど入れてもらいました。今回はその山砂を使いながら、ホームセンターで購入する芝生用の土を混ぜることで、床土を作ることにしました。
業者に入れてもらった山砂には、残念ながら小石がたくさん混じっていました。芝生は多少の小石があっても成長することが出来ますが、小石があると、芝刈りの時に芝刈り機の刃を傷めることになるので、無いほうが良いでしょう。
そこで、床土作りの段階で、表面から10cmほど深さまでの小石を出来るだけ取り除くことにしました。とても地味な作業で、淡々と土ふるいを繰り返し、約2日間の時間を費やしました。
↓床土つくりと芝張り作業はこちら
床土つくりに必要な道具
床土つくりに特別な道具は必要ありません。
まず最初に、床土つくりに使用した道具を紹介しておきます。
芝生の床土つくりに特別な道具は必要ありません。一般的な園芸用の道具なので、すでにお持ちの方も多いと思います。道具にこだわらない方であれば、小さいスコップ、土ふるい、水平器などは100円均一の道具でも十分です。
ブルーシートは、小石を取り除く前の土と、取り除いた後の土を区別するために使用しました。水平器は、表面排水を良くする水勾配をつけるために必要ですが、無くてもなんとかなります。
協力者は、5歳になる長女と2歳の次女。果たして戦力になるのか・・・
我が家は、同じ道具が2個必要となる・・・
床土作りの道具を容易するにあたり、我が家における重要なポイントは、同じ道具を2個用意しておくことです。父が庭作業をしていると、子どもたちは必ず「私もやりたい!」と言い出します。
その結果、
1. 道具の取り合いになる
↓
2. 喧嘩になる
↓
3. 二人とも泣き出す
↓
4. なだめる父。その結果、作業が全然進まない。
という過去の苦い経験から、同じ道具を2個用意しておく必要性を感じたからです。園芸用の道具は100円ショップで手軽に購入できるので、費用対効果は抜群です(笑)。
芝生を植える場所の土を掘り起こす
アメリカンレーキで土を掘り起こす
芝生を植える場所は、約2m×3m、6㎡程度の広さ。日当たりが悪く、水はけも悪い場所です。偶然にも、下には暗渠排水が埋まっていますので、今回は表面排水のために、側溝に向かって水勾配をつけるだけにしておきます。
大きい雑草のみ、この段階で抜いておき、細かい雑草は「土ふるい作業」で取り除くことにします。
小石を取り除く「土ふるい作業」のために、アメリカンレーキで深さ10cmほどの土を掘り起こします。アメリカンレーキの刃がついている方で土を掘り起こし、反対側を使って掘り起こした土を集めます。何日か前に雨が降ったので、地面が柔らかくなっており作業は順調に進みました。
晴れた日が続いていれば、土が固くなっているので作業が大変になります。この場合は水をまいて土を柔らかくすることで、作業がしやすくなります。
土古いで小石を取り除く
ひたすら淡々と、小石を取り除きます。
ブルーシートを敷いて、小石を取り除いた土と取り除く前の土が混ざらないようにします。この上に「ふるい」をかけた土を落としていきます。
「ふるい」をかける作業を淡々と続けます。土ふるいの目の大きさで、取り除く小石の大きさが決まります。今回は1cm以上の小石を取り除くことにしました。
雑草や雑草の根もこの作業で取り除くことができます。単純で面白くない作業ですが、綺麗な芝生を育てるためには重要な作業です。
長女と次女も、土ふるいを使って作業を手伝ってくれます。ひとりで黙々と作業をするよりも、みんなでワイワイと作業するほうがいいいですね。
日頃の砂遊びの経験を活かして、結構な勢いでふるい作業をこなしてくれる次女。道具を2個用意したのは大正解で、喧嘩をすることなく作業を手伝ってくれました。
小石を取り除く作業が終了
小石を取り除くのに、延べ2日間が必要となりました。
DIYでの外構作業では、このような単純作業が一番つらい作業ですが、今回は子どもたちと一緒に楽しみながら作業が出来たので、良い経験となりました。明日からは芝張りにとって最も重要な床土つくりを行います。
↓作業3日目は、床土つくりを行います
↓芝張り作業はこちら
↓芝生の植え方についてはこちらもご覧ください