分類:コガネムシ類
学名:Anomala octiescostata Burmeister
英名:-
別名:-
分布:本州(関東以西)・四国・九州・奄美大島
ヒラタアオコガネの特徴
ヒラタアオコガネの幼虫は夜間に芝生の葉や茎を食害します。
ヒラタアオコガネはコガネムシ類の中で、最も早い時期に現れる害虫で、年1回、4月中旬から5月中旬にかけて発生し被害をもたらします。幼虫は芝生の葉や茎を食べる「食害」を起こします。
幼虫は地中のやや深い所に生息し、1.8cm程度まで成長します。幼虫の期間はおよそ95日で、この期間は芝生の葉や茎を食べる「食害」を起こします
成虫は、体長が1cmほどと小型のコガネムシで、光沢のある濃緑色をしていいるのが特徴です。秋に成虫となった個体はそのまま地中で越冬します。
ヒラタアオコガネの被害
高麗芝などの日本芝と西洋芝に発生します。ヒラタアオコガネの幼虫は芝生の根や茎を食べる「食害」を起こします。成虫は芝生の葉に被害を与えることはないが、地上に出る際に床土を盛り上げるなどの被害があります。
ヒラタアオコガネの被害時期
成虫で越冬し、年1回、4月中旬から5月中旬にかけて発生します。
ヒラタアオコガネの対策方法
ヒラタアオコガネの駆除にはスミチオン乳剤などの芝生用の殺虫剤を散布します。成虫が産卵する時期から幼虫の初期に殺虫剤を散布すると効果的です。幼虫にいかに薬を取り込ませるかがポイントです。
殺虫剤の例
- スミチオン乳剤
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