草刈り機で(刈払機)芝生を刈ることは出来ますが、おすすめできません。
今年の春に芝生を植えて、十分に根付いてきた頃だと思うのでそろそろ芝刈りをしようと考えています。芝生を刈るには芝刈り機が一番良いのはわかっているのですが、家にある草刈り機(刈払機)で芝生を刈ることができれば芝刈り機を購入しなくて良いので家計的にも助かります。草刈機で芝刈りが出来ないか、刈れる場合は芝刈り時の注意点を教えて下さい。
草刈機で芝生を刈ることはやめたほうが良いです。
草刈り機は雑草を刈るために作られている機械です。雑草には背の高い種類、背の高い種類があり、地形も平らではない場合にも対応できるように、チップソーという円盤状の刃を使って草を刈っていきます。基本的に刈高を調整する機能は付いていないので、草刈機で芝生を刈ってしまうと、芝生の仕上がりが凸凹になってしまいます。
また刃の角度も固定できないので、芝生を刈る時に少しでも刃を傾けてしまえば、芝生を軸刈りしてしまったり、地面ごと削ってしまうこともあります。
草刈機で芝生を刈ったら、刈った芝生を集める必要があります。集めきれない刈りカスはサッチとなり芝生に悪影響を与えます。
もうひとつ、草刈り機の使用をおすすめできない理由があります。所有されている草刈り機はエンジン式でしょうか?エンジン式の草刈り機を住宅地の庭で使う場合は、騒音問題になる可能性も考慮してください。毎週のように草刈り機を庭で使っていれば、ご近所さんに迷惑がかかってしまうことがあると思います。
芝生用に作られた芝刈り機
芝刈り機は言うまでもなく、芝生を刈ることに特化した機械です。芝生は平地で育てられることがほとんどで、背の高さもある程度一定の高さであることを前提として設計されています。
電動式であれ手動式であれタイヤが付いているので、芝刈り機を前後に動かすだけで楽に芝生を刈ることができます。また、リール式ロータリー式両方とも、刃の高さが地面より一定の高さを保つので、芝生が凸凹に仕上がることもありません。高さの揃ったきれいな芝生に仕上がります。
このように、より効率的に、そして芝生がきれいに仕上がるように作られているのが芝刈り機の特徴です。芝生をかる場合は、安いタイプでも良いので芝刈り機を購入して使った方が、満足感が得られると思います。
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人生には草刈り機で芝生を刈らなければ行けない時がある
芝太郎も芝刈り機を所有しているので、普段は芝刈り機で芝刈りをしています。しかし、年に一回ほど、どうしても草刈り機でなければ芝生が刈れないときがあります。それは、芝刈りをサボってしまい、芝生が伸びすぎてしまった時です。
夏の芝生がよく育つ時期であれば、2〜3週間芝刈りをサボるだけで、芝刈り機で刈れない長さに育ちます。
芝太郎が所有する芝刈り機は、リール式と呼ばれるタイプで、伸びすぎた芝生を刈れない構造になっています。伸びすぎた芝生はリール刃で挟んで切ることが出来ないため、リール刃が空回りする状態になってしまいます。
このような場合は、芝刈りバサミ、電動バリカン、草刈り機で芝生を刈るしか方法がありません。芝刈りバサミや電動バリカンは時間がかかりすぎるので、必然的に草刈機で芝刈りをすることになります。
草刈り機で芝生を刈る時の注意点
まずはエンジンを庭で使用するため、近所の人に迷惑にならないように、できるだけ昼間に行います。朝早くや夕方は絶対にダメです。
芝太郎の場合は、幸いにも左隣だけに家があるので、なるべくお隣さんの外出時に草刈機を使用しています。
ますは、チップソーにジズライザーという商品を取り付けます。ジズライザーはチップソーを地面に付けてスライドさせながら草を刈ることができる、草刈機用の商品です。草刈機で芝生を刈る時には必須の商品です。これである程度刈高を揃えることができます。
次に注意する点。草刈り機を左右に振る際には、左側をやや持ち上げるように傾けて、チップソーの左側のみで刈るイメージで動かします。欲張って、チップソーの左右で刈ろうとすると、かなりの確率で、軸刈りや地面を削ったりします。
あとは回転数の調整です。芝生の葉は雑草と違って柔らかいので、草刈り機をフルパワーで回す必要がありません。芝生が刈れるちょうどよい回転数を見つけてください。
結論。芝生を育てるのに芝刈り機は必須です
結論としては、芝生を育てるためには芝刈り機は必須だと思います。ホームセンターであれば5,000円台で購入できる場合もあります。しかし、芝太郎はあまり安い商品をオススメはしません。手押し式であれば、10,000円〜20,000円ぐらいの商品で、刃研ぎができるタイプを選ぶようにしてください。