熊手などで刈りカスをすべて回収するのは無理なので、完全除去は諦めましょう。
小さい庭なので、芝生用の電動バリカンと芝刈りハサミを使って芝刈りをしています。熊手などで刈りカスを回収していますが完全に回収できません。しっかり取ろうとすると土まで削れてしまい、凸凹になってしまいます。
刈りカスは、サッチになって芝生の成長に良くないらしいので、できるだけ刈りカスを取り除く良い方法はありますか?
熊手やほうきを使って、刈りカスを集めます。
バケット(回収箱)のない芝刈り機や芝刈りハサミ、電動バリカンなどで芝刈りをした場合は、熊手やほうきを使って、刈りカスを回収する必要があります。
熊手を使う場合は、金属製で先端の幅が調整できるタイプが使いやすくて便利です。なるべく先端が尖っていない熊手を使ってください。
しかし、刈りカスに関しては、それほど神経質になる必要は無いと思います。大まかに回収できれば、多少残っていたとしてもすぐに芝生に悪影響があるわけではないですからね。完全回収は諦めましょう。
ある程度の面積がある芝生の場合は、バケット(回収箱)が付いたリール式の芝刈り機を購入したほうが効率的ですね。性能にこだわらなければ、そこそこ安い価格で購入できるので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
回収出来なかった刈りカスはサッチングで取り除く
このように、熊手やほうきでは完璧に刈りカスを回収できません。
芝刈り時に回収出来なかった刈りカスや枯れた茎や根はサッチとなり、堆積すると通水性・排水性の悪化、病害虫の巣になるなどの芝生に悪い影響を与えます。そのため年に1回を目安にサッチングをすると良いでしょう。
サッチング以外の方法としてサッチ分解剤を使ってサッチを取り除く方法もあります。
サッチングの方法は下記のページで詳しく紹介しています。年に1回、芝生のシーズンが始まる前の3月末ごろに作業すると良いと思います。