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DIYで芝生を敷くためのコツと必要なもの

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「自分の庭に芝生を敷きたいと思っていますが、どこから手をつければいいかわかりません。ホームセンターで芝生を見て、簡単にできるかもと思ったのですが、やはり専門家に頼むべきなのでしょうか?それともDIYで挑戦できるのでしょうか?芝生を敷くときの […]

目地張り 芝生の植え方に関する質問
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「自分の庭に芝生を敷きたいと思っていますが、どこから手をつければいいかわかりません。ホームセンターで芝生を見て、簡単にできるかもと思ったのですが、やはり専門家に頼むべきなのでしょうか?それともDIYで挑戦できるのでしょうか?芝生を敷くときのコツや必要な道具について教えていただけますか?初心者にもわかりやすいアドバイスをお願いします!」


DIYで芝生を敷くことは可能!基本の流れとポイント

芝生をDIYで敷くことは、初心者でも十分に可能です。ただし、いくつかのコツや手順を押さえる必要があります。庭に美しい芝生を敷くためには、準備段階から完成後のメンテナンスまでのプロセスを理解し、丁寧に取り組むことが重要です。まずは、芝生を敷く作業の大まかな流れを把握することから始めましょう。

芝生を敷く基本の手順

  1. 庭の状態を確認・準備する
    作業前に、庭の状況を確認します。土の質や排水性、日当たり具合を確認し、作業スペースにある草や石、不要な障害物を取り除きます。その後、土を平らに整地し、均一な基盤を作ります。この段階でしっかり準備を整えることで、後々の芝生の成長がスムーズになります。
  2. 土壌の改善を行う
    必要に応じて、腐葉土や堆肥を使い土壌の質を改善します。芝生がしっかり根を張るためには、栄養豊富で通気性の良い土壌が必要です。また、適切なpH値(6.0〜7.0程度)を維持することも重要です。場合によっては、土壌改良剤や石灰を加えることも検討しましょう。
  3. 芝生の選定と敷設
    庭の環境に合った芝生を選びます。ホームセンターや専門店で購入できる芝生には、ロール状になった芝生マットや芝生の種があります。マットタイプは敷設が簡単で初心者におすすめですが、広い面積には種を使う方法もコストが抑えられます。敷設する際は、芝生が隙間なく敷き詰められるように慎重に配置します。
  4. 水やりとローリング
    芝生を敷き終わったら、十分な水を与え、ローラーを使ってしっかり密着させます。ローリングを行うことで、芝生と土が一体化しやすくなり、根がしっかり土壌に定着します。
  5. 定期的な手入れ
    芝生を敷いた後も、こまめに手入れを行いましょう。水やり、芝刈り、肥料の散布、雑草対策などを行うことで、健康的な芝生を保つことができます。

必要な道具と材料リスト

芝生を敷く際には、いくつかの道具と材料が必要です。以下に、芝生をDIYで敷くために用意しておくべきアイテムをリストアップしました。

基本的な道具

  • スコップと熊手
    土を掘り返したり、平らに整地するために使用します。熊手は、土の表面をならしたり細かい調整をする際に便利です。
  • ローラー
    芝生を敷いた後、しっかり密着させるために使います。専用の芝生ローラーはホームセンターでレンタルも可能です。
  • ジョウロまたはスプリンクラー
    均等に水を撒くために必要です。特にスプリンクラーを使うと広い面積でも効率的に水を撒くことができます。
  • 芝刈り機
    芝生が育った後の手入れに欠かせないアイテムです。小型の手動芝刈り機から電動のものまで種類があります。

土壌改良のための材料

  • 腐葉土や堆肥
    栄養を補給し、土壌の質を改善するために使用します。
  • 砂またはパーライト
    排水性を向上させるために加えることがあります。
  • 石灰または土壌改良剤
    必要に応じてpH値を調整します。

芝生関連

  • 芝生マットまたは芝生の種
    庭の広さや予算に合わせて選びます。マットタイプは初心者におすすめですが、種を使う方法も広い面積には有効です。
  • 肥料
    芝生の成長を助けるために使用します。初期成長期用と長期的な維持用の肥料があります。

芝生をDIYで敷くときの注意点

芝生の選び方

庭の環境に適した芝生を選ぶことが成功の鍵です。芝生には「日本芝」と「西洋芝」があり、それぞれ特徴が異なります。

  • 日本芝(高麗芝など)
    暑さに強く、日本の気候に適しています。日当たりの良い場所に適していますが、冬には休眠状態になるため、枯れたように見えることがあります。
  • 西洋芝(バミューダグラス、ケンタッキーブルーグラスなど)
    寒冷地や半日陰の場所に適しており、1年を通じて緑を保ちます。ただし、日本芝に比べて手入れが必要な場合が多いです。

敷設時期を見極める

芝生を敷く適切な時期は、一般的に春から初夏、または秋です。この時期は気温が穏やかで、芝生が根を張りやすい環境が整っています。真夏や真冬は気候条件が厳しいため、避けるのが賢明です。

水やりの頻度

敷設後の芝生は乾燥しやすいため、最初の1〜2週間は毎日たっぷりと水を与えます。その後、根が定着したら、水やりの頻度を週2〜3回程度に減らし、深く浸透させるように心がけます。特に夏場は乾燥を防ぐために朝晩の水やりが効果的です。

メンテナンスの継続

芝生を敷いた後も、手入れを怠ると雑草が生えたり、芝生が弱る原因になります。定期的な芝刈りや肥料の散布、雑草の除去、病害虫の対策を行い、健康的な状態を保ちましょう。


Q&A記事のまとめ

DIYで芝生を敷くことは、計画と手間を惜しまなければ初心者でも十分に可能です。重要なのは、適切な準備と道具、継続的なメンテナンスです。庭の状況をしっかりと見極め、適した芝生を選び、丁寧に作業することで、美しい緑の庭を手に入れることができます。

最初は少し手間がかかるかもしれませんが、手をかけた分だけ美しい芝生が長持ちします。ぜひ、この機会にDIYで芝生を敷く挑戦をしてみてください!

この記事を書いた人

庭で芝生を育てる芝生大好きのお父さんです。育てている芝生の種類は「高麗芝」植えてから12年になります。芝生を植えた時に手伝ってくれた子どもたちは大きくなり、今では芝生に興味を示してくれず、仕方ないので一人でコツコツと芝生の手入れをしています。週末は芝生の管理に追われる芝奴隷です。

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