冬枯れの芝生は養生が必要
1月の高麗芝は休眠期に入っています。高麗芝の生育温度は、25°C~30°Cなので、冬枯れして葉が茶色くなっていますが、地下の根や茎、地上の茎も生きていますので、春になって暖かくなると新芽が出てきます。そのため、冬枯れしていても芝生を養生をする必要があります。
特に、枯れている芝生の上に生えてくる雑草は見栄えも悪いので、見つけたら直ぐに取り除くように心がけてください。
※沖縄などは12月でも暖かいため、成長は止まりますが、緑の状態を保つことができます。
1月:高麗芝の芝張り
休眠期間中の高麗芝は、植えても成長せず根付かないため、芝張りには適していません。春に芝生を植える予定の場合は、この時期から芝生の土壌づくりを始めます。
1月:高麗芝の水やり
休眠期に入った高麗芝には、水やりの必要がありません。芝生が乾燥するようであれば、水やりが必要ですが、基本的には自然に降る雨でも十分です。
1月:高麗芝の芝刈り
休眠期に入った高麗芝は成長しないので、芝刈りの必要はありません。秋の刈り止めの際に少し長めの刈高にしておくことで、冬の間芝生の根や茎を冬の厳しさから守ることができます。
1月:高麗芝の肥料
秋に十分な肥料を与えていれば、休眠期に入った高麗芝に肥料を与える必要はありません。
1月:目土入れ
休眠期に入った高麗芝に、成長を促すための目土入れをしても意味がありません。そのため11月は目土入れに適していない時期となります。ただし、芝生の凸凹がある場合の補修に目土入れを行うことがあります。
1月:その他の手入れ
この時期の雑草としては、秋に発芽して冬を越す、スズメノカタビラなどが有名です。一年中生えてくるオオバコやセイヨウタンポポなども見られます。
タンポポやハハコグサなどは、地面に葉が張り付いて引き抜きにくいのですが、根を残さずに注意して取り除いてください。