凹んでいる箇所に目土を入れることで、簡単に凸凹を直すことができます。ただし時間がかかります。
自分で庭に植えた芝生が凸凹しています。少しの凸凹ではなく、芝刈り機がガタガタなり操作もしずらいです。高い箇所は軸刈りになり、低い所は全然芝生が刈れません。
凸凹になった理由は、芝生を植える時に、土を掘り起こして耕したのですが、その時に転圧が不十分だったのだと思います。
芝生を平らにする方法を教えて下さい。できれば手軽にできる方法が良いです。
目土を入れて不陸修正
まずいちばん手軽に芝生の凸凹を直す方法として凹んでいる箇所に目土を入れる方法があります。最も一般的な不陸修正の方法と言えるでしょう。
凹んでいるところに目土を入れてグランドレベルを調整することにより、不陸を修正する方法です。ただし、やりすぎると目土が厚すぎて芝生が枯れてしまうことがあります。
一気にやろうとすると失敗しやすくなります。こういう場合は1~2年のスパンで少しずつ修正してください。
質問された方の場合は、かなりの凸凹があると思われるので、この方法では時間がかかりすぎるかもしれません。
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転圧ローラーを使って平にする
芝生用ローラーを定期的にかけることによって凸凹の修正が可能です。
ローラーは芝生を植えてすぐに使用したほうが効果が大きいです。土が十分に固まってしまう前に修正できるからです。逆に時間が経って土が固まってしまってからでは、なかなか凸凹が修正出来ないので、目土入れと平行して行うといいでしょう。
質問された方は、芝生を植えからまだ時間か経っていないので、ローラーを使っても十分に効果を得られると思います。
芝生用の転圧ローラーは、安いものでは1万円台から売られています。高価なものでは5万円以上の商品もありますが、価格ほど性能に差が無いと思いますので、一般家庭で使うなら安価なローラーでも十分でしょう。内部に水を入れるタイプなら収納にも便利です
極端に凸凹している箇所がある場合、大きく凹んでいる箇所は芝生を持ち上げて目土を足します。大きく盛り上がっている箇所は芝生を持ち上げて土を掻き出して転圧しましょう。
芝生を剥がして整地し直す
凸凹がひどい場合で、すぐに凸凹を直したい場合は、芝生を剥がして整地し直すしかありません。
植えている芝生を切り込みを入れて芝生を全部剥がしてしまいます。そして、平らになるように整地してから芝生を植え直します。
剥がした芝生は再利用できます。剥がしてから植え直しまで時間が開くようであれば、毎日水やりをして芝生を枯らさないようにしてください。
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