芝生を活性化するための目土入れは、数年に一度でも十分だと思います。
庭に姫高麗芝を植えて今年で3年目になります。毎年、春に目土を撒いていますが、目土入れって本当に毎年必要なのでしょうか?
また、目土の種類ですが、ホームセンターでは目土と目砂が売っていますが、どちらの方が芝生に良いのでしょうか?
目土入れは数年に一度でも十分。
芝太郎の個人的な見解ですが、一般家庭におけるガーデニングレベルの芝生では、目土入れは数年に一度でも十分だと思います。
芝生愛好家の中には、毎年目土入れが必要だとうい方もいらっしゃいます。
しかし競技場やゴルフ場のような施設では、年に数回目土入れを行う必要も考えられますが、ゴルフ場のような芝生を作りたいと思われている方以外は、そんなに頻繁に目土入れをする必要はないと芝太郎は考えています。
逆に、目土入れを頻繁にやりすぎると、芝生の箇所だけが他の部分よりも高くなってしまうのでよくありません。多くても1年に1回程度でしょう。
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芝生の目土入れの方法
目土入れは芝生の萌芽を促したり、細く密な葉を形成するなど、さまざまなメリットがあります。また生長の悪い箇所の凹凸を修正することで、芝刈りも楽になります。
目土と目砂でどちらが良いのか
目土を使うべきか目砂を使うべきかは、床土の状態よって変わってきます。
床土に保水性やが不足している場合は、目土を使用しますが、それ以外の場合は目砂を使用します。保水性とは要するに水はけです。水はけが悪い場合は保水性が低い目砂を使用します。砂なので、芝生の隙間に入り込みやすいというメリットもあります。
目砂には、排水性のよい山砂・川砂を使います。ホームセンターや園芸店でも芝生用の「目砂」が購入できます。一般的な目土よりもサラサラしており、固まらないのが特徴です砂状になっているので、芝葉の間に刷り込みやすく、排水性が高いのが特徴です。
目土入れの時期は、日本芝の場合は3月〜4月の芝生が青くなるまで、西洋芝の場合は9月〜10月頃に行えばベストです。