子供が庭で元気に走り回ったり、寝転がったりできるような、安全な芝生にしたいと考えています。
うちは南向きの庭で日当たりは良いのですが、水はけが悪く、雨が降るとしばらく水たまりができてしまうのが悩みです。
子供とペットの犬もいるので、農薬などの心配も少なく、安心して遊べる芝生にしたいと思っています。
芝生の種類や、水はけ対策、安全面で注意すべきことなど、詳しく教えてください。
専門家からの回答
お子様とペットの犬が安心して遊べる庭の芝生をお考えとのこと、素晴らしいですね!
南向きで日当たりが良いとのことですので、芝生を育てるには最適な環境です。
水はけが悪いとのことですが、適切な対策をすれば、芝生を育てることは十分可能です。
以下に、芝生の種類、水はけ対策、安全面について詳しく解説するとともに、お子様とペットにとってより良い芝生の庭を作るためのポイントをご紹介します。
芝生の種類
お子様とペットが遊ぶことを考えると、芝生は耐久性と安全性が重要になります。
一般的に、高麗芝は踏圧に強く、お子様が走り回っても耐えられる丈夫さがあります。
また、西洋芝は葉が柔らかく、肌触りが良いのが特徴です。
特に、TM9という品種は、改良により高麗芝のような強さを持ちながら、西洋芝の柔らかさを兼ね備えています。
ペットの犬がいる場合は、犬の尿による影響を受けにくい野芝も選択肢の一つです。
それぞれの芝生の特性を理解し、ご自宅の環境や好みに合わせて選ぶようにしましょう。
水はけ対策
水はけが悪い場合は、芝生を植える前に土壌改良を行うことが重要です。
土壌改良は、水はけを良くするだけでなく、芝生の生育を促進する効果もあります。
具体的には、既存の土に砂や腐葉土を混ぜ込むことで、水はけと通気性を改善します。
また、庭に勾配をつけることで、雨水を効率的に排水することも効果的です。
さらに、芝生の下に透水シートを敷くことで、水はけをさらに向上させることもできます。
安全面への配慮
お子様とペットが安心して遊べるように、安全面にも配慮が必要です。
農薬の使用を避けたい場合は、有機肥料を使用したり、天敵を利用した害虫駆除など、環境に優しい方法を検討しましょう。
また、芝生の縁をレンガや石で囲むことで、子供がつまずいたり、犬が土を掘り返したりするのを防ぐことができます。
夏場は芝生の表面温度が高くなるため、日よけを設置するなどして、お子様やペットが熱中症にならないように注意しましょう。
芝生の管理
芝生を美しく保つためには、定期的な芝刈りや水やり、肥料の散布などの管理が必要です。
芝刈り機は、お子様やペットの手の届かない場所に保管し、使用時は周囲に人がいないことを確認しましょう。
水やりは、土壌の表面が乾いたらたっぷりと行います。
特に夏場は乾燥しやすいため、朝夕の涼しい時間帯に水やりをするのがおすすめです。
肥料は、芝生の生育に合わせて適切な種類と量を選びましょう。
まとめ
お子様とペットが安心して遊べる芝生の庭を作るためには、芝生の種類選び、水はけ対策、安全面への配慮、そして定期的な管理が重要です。
今回のアドバイスを参考に、ご家族みんなが楽しめる素敵な芝生の庭を作っていただければ幸いです。