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ミニマリスト向けの芝生の庭デザインは?

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最近ミニマリストを目指して、持ち物を減らしたり、シンプルな暮らしを心がけているのですが、庭もミニマルなデザインにしたいと考えています。芝生の庭は憧れですが、手入れが大変そうで、ミニマリストの生活スタイルに合うのかどうか迷っています。どのよう […]

教えて芝太郎
この記事は約5分で読めます。

最近ミニマリストを目指して、持ち物を減らしたり、シンプルな暮らしを心がけているのですが、庭もミニマルなデザインにしたいと考えています。芝生の庭は憧れですが、手入れが大変そうで、ミニマリストの生活スタイルに合うのかどうか迷っています。どのようなデザインや芝生を選べば、ミニマルな芝生の庭を作れるのでしょうか?具体的なアドバイスをいただけると嬉しいです。

ミニマルな芝生の庭を実現するためのステップ

ミニマリスト志向で、芝生の庭に興味をお持ちとのこと、素晴らしいですね!芝生の庭は、緑の癒しを提供してくれるだけでなく、シンプルで美しい空間を創り出すことができます。手入れの手間を最小限に抑えつつ、ミニマルな芝生の庭を実現するためのステップをご紹介します。

ステップ1:芝生の種類を選ぶ

ミニマルな庭に最適な芝生は、手入れの手間が少ない品種です。ここでは、代表的な芝生の種類と、それぞれの特性をまとめました。

芝生の種類特徴メリットデメリットミニマル度育てやすさ
高麗芝日本の気候に適した、最も一般的な芝生丈夫で育てやすい、価格が安い成長が早く、芝刈りの頻度が高い、冬は茶色く枯れる
西洋芝美しい緑色を保つ、葉が細く密生する高麗芝より成長が遅く、芝刈りの頻度が低い寒さに弱く、冬越し対策が必要、高価
TM9高麗芝と西洋芝の hybrid耐暑性・耐寒性に優れる、成長が遅く芝刈りの手間が少ない価格が高い
野芝日本在来種、強い生命力を持つ踏圧に強く、雑草にも強い、病害虫に強い葉が硬く、見た目が粗い、成長が早く芝刈りの頻度が高い
姫高麗芝高麗芝の改良品種、葉が細く密生する高麗芝より成長が遅く、芝刈りの頻度が低い寒さに弱い、高価

ミニマル度: 手入れの手間を考慮したミニマルな庭への適合度

育てやすさ: 初心者でも育てやすいかどうか

この表を参考に、ご自身のライフスタイルや好みに合った芝生を選んでみてください。特に、TM9 は、成長が遅く、耐暑性・耐寒性にも優れているため、ミニマルな庭に最適な選択肢と言えるでしょう。

ステップ2:シンプルなデザインを取り入れる

ミニマルな庭のデザインは、「Less is more」 が基本です。余分な装飾を避け、直線的なラインや幾何学模様を取り入れることで、スッキリとした美しい空間を創り出します。

  • 芝生だけのシンプルな庭: 芝生だけを敷き詰めた庭は、究極のミニマルデザインです。広々とした緑の空間は、開放感があり、心を落ち着かせてくれます。
  • 方形や円形の芝生スペース: 庭の一部に方形や円形の芝生スペースを設けることで、空間に変化が生まれます。周囲に砂利や石を敷き詰めると、よりモダンな印象になります。
  • 飛び石を配置: 芝生の中に飛び石を配置することで、歩く楽しみが生まれます。素材や配置によって、様々な表情を演出できます。

ミニマルデザインのポイント

  • 直線的なライン: 直線的なラインは、空間を広く見せる効果があり、ミニマルな印象を与えます。
  • 幾何学模様: 方形や円形など、シンプルな幾何学模様を取り入れることで、秩序と調和を感じさせる空間になります。
  • 余白を活かす: 余白を十分に取ることで、空間がより広く感じられ、開放感が生まれます。
  • 色数を抑える: 芝生の緑色を基調とし、アクセントカラーとして白やグレーなどの中立色を使うと、落ち着いた雰囲気になります。

ステップ3:手入れの手間を減らす工夫

芝生の庭を維持するには、芝刈り、水やり、施肥など、ある程度のメンテナンスが必要です。しかし、いくつかの工夫をすることで、手入れの手間を大幅に減らすことができます。

手入れを簡単にするアイテム

アイテム効果メリットデメリット
人工芝天然芝の代替として手入れが不要、一年中緑色を保つ初期費用が高い、質感や肌触りが天然芝と異なる
ロボット芝刈り機自動で芝刈りを行う時間と労力を節約できる価格が高い、設置スペースが必要
防草シート雑草の発生を抑制除草の手間を減らせる地面が固くなる、景観を損なう場合がある
スプリンクラー自動で水やりを行う水やりの手間を省ける設置費用がかかる
遅効性肥料長期間効果が持続する肥料施肥の回数を減らせる即効性がない

その他の工夫

  • 芝生の種類: 成長が遅い品種を選ぶことで、芝刈りの頻度を減らせます。
  • グランドカバープランツ: 芝生の代わりに、クローバーやタイムなどのグランドカバープランツを植えると、手入れの手間が軽減できます。
  • 砂利や石を敷く: 庭の一部に砂利や石を敷くことで、芝生の面積を減らし、管理の手間を省くことができます。

ステップ4:芝生の管理方法を学ぶ

芝生を健康に保つためには、適切な管理方法を学ぶことが大切です。基本的な管理作業は以下の通りです。

  • 芝刈り: 芝生の高さを一定に保つために、定期的に芝刈りを行います。
  • 水やり: 芝生が乾燥しないように、適切な量の水やりを行います。
  • 施肥: 芝生の生育に必要な栄養を与えるために、肥料を施します。
  • エアレーション: 土壌に穴を開けて通気性を良くすることで、芝生の生育を促進します。
  • 目土入れ: 芝生の表面に目土を入れることで、凹凸をなくし、水はけを良くします。
  • 病害虫対策: 病気や害虫から芝生を守るために、定期的な観察と適切な対策が必要です。

まとめ

ミニマリストにとって、芝生の庭は一見、手入れが大変そうに思えるかもしれません。しかし、芝生の種類、デザイン、管理方法を工夫することで、シンプルで美しい、そして管理しやすい庭を作ることができます。

  • 手入れの手間が少ない芝の種類を選びましょう。
  • 直線的なラインや幾何学模様を取り入れたシンプルなデザインにしましょう。
  • 人工芝、ロボット芝刈り機、防草シートなどを活用し、管理の手間を減らしましょう。
  • 芝生の管理方法を学び、適切なメンテナンスを行いましょう。

これらのポイントを踏まえ、ご自身のライフスタイルに合った、ミニマルな芝生の庭を実現してください。

この記事を書いた人

庭で芝生を育てる芝生大好きのお父さんです。育てている芝生の種類は「高麗芝」植えてから12年になります。芝生を植えた時に手伝ってくれた子どもたちは大きくなり、今では芝生に興味を示してくれず、仕方ないので一人でコツコツと芝生の手入れをしています。週末は芝生の管理に追われる芝奴隷です。

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