プロに頼まず自分でできる!高麗芝の張り方と費用を抑える秘訣は?

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最近庭の緑化を進めたいと思っているのですが、高麗芝を自分で張る方法について詳しく知りたいです。プロに頼むと費用が高額になるため、DIYで費用を抑えつつ、きれいな芝生を作りたいと考えています。どのような下準備が必要なのか、どのくらいの費用がか […]

芝生のDIYに関する質問
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最近庭の緑化を進めたいと思っているのですが、高麗芝を自分で張る方法について詳しく知りたいです。プロに頼むと費用が高額になるため、DIYで費用を抑えつつ、きれいな芝生を作りたいと考えています。どのような下準備が必要なのか、どのくらいの費用がかかるのか、また初心者でも成功できるポイントを教えてください。特に張り方や土壌改良の方法について具体的に知りたいです。


高麗芝の基本知識:特徴とメリット

高麗芝は、日本の気候に非常に適しており、夏の暑さや冬の寒さにも比較的強い特徴があります。また、芝生全体が均一で美しい緑色を保ちやすく、庭の見栄えを良くするため、多くの家庭で選ばれています。

他の芝生との比較

高麗芝以外にも野芝、西洋芝、姫高麗芝など、さまざまな種類の芝生があります。それぞれの特徴を簡単に比較すると以下のようになります:

  • 野芝:日本の自生種で、乾燥や踏圧に強いが、見た目は少し粗め。
  • 西洋芝:柔らかくて美しい見た目が特徴だが、高温多湿には弱く管理が難しい。
  • 姫高麗芝:高麗芝よりも繊細で美しいが、管理がやや手間。

用途や好みに応じて選ぶと、庭の景観や使用感が大きく変わります。

高麗芝のメリット

  • 耐久性:踏まれることに強いため、庭や遊び場に適しています。
  • 手入れがしやすい:適度な芝刈りと水やりをすれば長く美観を維持できます。
  • 費用対効果:DIYで張れば費用を大幅に抑えられます。

高麗芝は日当たりを好む特性があるため、庭の環境をよく確認しておくことが重要です。また、他の芝生と組み合わせて部分的に使用することで、異なる特徴を活かした庭作りも可能です。


高麗芝を張る前の下準備

高麗芝を美しく成長させるためには、下準備が重要です。このプロセスをしっかり行うことで、芝生がしっかりと根付き、長期間健康的な状態を維持することができます。

土壌の確認と改良

高麗芝を健康的に育てるには、まず土壌の状態をチェックしましょう。土壌が硬すぎたり排水性が悪いと芝が根付かない可能性があります。

  • 排水性の改善:硬い土壌は耕して柔らかくし、砂や腐葉土を混ぜて排水性を向上させます。
  • 土壌改良材の使用:専用の改良材や目土を利用して、均一で芝が根付きやすい状態に整えます。
  • pH値の調整:土壌が酸性に偏りすぎている場合は、石灰を適量加えることで中和させることができます。

庭の整地作業

高麗芝を張る際には、平らで均一な地面が必要です。

  • 石や雑草の除去:スコップやレーキを使って地面をきれいにします。特に雑草は、芝生の成長を妨げるため、根こそぎ取り除くことが大切です。
  • 転圧:地面を圧着して平らにし、芝を張りやすい基盤を作ります。転圧には転圧機を使用するか、大きな板を利用して手動で行うこともできます。

張る場所の選定

日当たりの良い場所を選ぶことで、芝生の成長が促進されます。陰の多い場所では、成長が遅れる可能性があるため注意が必要です。また、排水性が高い場所や、風通しが良いエリアを選ぶと、病気や病害虫の発生リスクを抑えられます。

芝生の健康を長期間維持するためには、庭全体の水はけの確認も重要です。水がたまりやすい場所には追加で排水溝を設けると良いでしょう。


高麗芝の張り方:具体的な手順

高麗芝を張る作業はDIYでも簡単に行えますが、適切な手順を守ることが重要です。

ロール芝または芝の種の選定

初心者にはロール芝がおすすめです。すでに成長した芝をそのまま張るので、初心者でも簡単に均一な芝生を作ることができます。一方で、芝の種を利用すると費用を抑えやすいですが、発芽から均一な状態になるまで時間と手間がかかります。

張る手順

  • 芝の配置:芝を目地を合わせて敷き詰めます。隙間ができないよう注意しましょう。
    • 目地が均一になるよう、間隔を調整しながら進めます。
  • 圧着:敷いた芝を軽く転圧し、地面と密着させます。
  • 覆土作業:芝の目地に目土を入れ、隙間を埋めます。目土には肥料を混ぜ込むと、さらに成長が促進されます。

水やりと管理

  • 水やりの頻度:最初の1週間は毎日たっぷり散水します。その後は土の状態を見て調整します。
  • 芝刈り:芝が成長してきたら、適切な高さに刈り込みます。初心者には芝刈り機の使用がおすすめです。

芝刈りの際には刈り込みすぎに注意しましょう。高麗芝の適切な高さは2cmから3cm程度です。


DIYの注意点:初心者でも失敗しないために

初心者がDIYで高麗芝を張る際に失敗しやすいポイントと、その回避策を紹介します。

適切なタイミングで施工する

高麗芝の植え付けは春から初夏が最適です。気温が高すぎる真夏や、成長が遅くなる秋以降は避けるようにしましょう。

病害虫対策

高麗芝には病害虫が発生することがあります。特に湿気の多い時期は注意が必要です。病気を予防するため、適度にエアレーションを行い、芝生の通気性を保ちましょう。


費用を抑えるための秘訣

高麗芝をDIYで張る際、費用を最小限に抑えるためのポイントをまとめました。

  1. 材料の購入先を工夫

ホームセンターやオンラインショップで比較検討すると、安価なロール芝や芝の種を見つけられることがあります。セット販売を活用するのも良い方法です。

  1. DIYで施工

プロに頼むと1平方メートルあたり2,000円以上かかる場合もありますが、DIYなら材料費だけで済みます。平均して、1平方メートルあたり500円から800円程度で高麗芝を張ることが可能です。

  1. 道具の工夫

専用の道具を購入せず、家庭にあるスコップやレーキなどで代用すれば、費用をさらに抑えられます。また、転圧用の道具もレンタルサービスを利用すれば低コストで準備できます。

  1. エコな選択肢

使い古しの芝生シートを再利用したり、地域の無料提供資材を探してみるのも費用を抑える方法の一つです。


まとめ

高麗芝をDIYで張ることで、費用を大幅に節約しながら、庭を緑化する喜びを味わうことができます。土壌改良や下準備をしっかり行い、適切な張り方を守ることで、初心者でも美しい芝生を作ることができます。

費用を抑えるためには、材料選びや道具の工夫が重要です。また、日々の管理を丁寧に行うことで、長期間きれいな芝生を維持することができます。ぜひ、このガイドを参考に、高麗芝のDIYに挑戦してみてください!

この記事を書いた人

庭で芝生を育てる芝生大好きのお父さんです。育てている芝生の種類は「高麗芝」植えてから12年になります。芝生を植えた時に手伝ってくれた子どもたちは大きくなり、今では芝生に興味を示してくれず、仕方ないので一人でコツコツと芝生の手入れをしています。週末は芝生の管理に追われる芝奴隷です。

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